一昨年の夏だったか、素足にビルケンのチューリッヒでグランフロントを歩いていたら女子大生っぽい人にすれ違いざまに「ビルケン素足で履いてる人はじめてみたw」と辻斬りされて俺はめちゃめちゃ動揺してそのまま6階の紀伊國屋まであがって講談社学術文庫が並んでいる売り場で精神統一しなけばならなかったことがある。
それはともかく、このチューリッヒ、黒色に染めることにした。
最近、サンダルって基本的にカジュアルなわけだし初心者的には足元は暗い色のほうがいいような気がしていた。
買って、しかもそこそこ履いてからから思い至る。そういうことを繰り返して生きてきた。
TAUPEとかいうわけわかんねえ色。
マスキングテープを貼りまくった。剥がす段階になって思ったより粘着力があったためフットベッドがややダメージを受けてしまい反省した。
染めQ70mlが二本で十分だった。
思ったよりムラがない。前回のヤシャブシ鉄媒染よりだいぶマシ。
オリジナルのブラックに比べるともちろん質感は劣る。特にスエードのしなやかさは死んだ。
なおオリジナルは金具の色がシルバーなので、そのあたりが目立った違いになる (ソールの色も違うかも)。
それなりに満足している。