先日購入したTrippenのHarferlは公式サイトによると「ベジタブルタンニンなめしのカーフレザー」を使用している。そこで、問いは以下のようになる。
「ベジタブルタンニンなめしのカーフレザーを使用している」とはどのようなことか。60字以内で説明しなさい。
A. 「天然素材でなめしているので経年劣化し、また柔らかく傷つきやすい子牛の皮を使っているので丁寧なケアが必要ということ。」
要するに、いわゆるヌメ革。
購入直後、何も知らなかったのでポリッシュドレザー使用のSANDERSの短靴と同じようにモゥブレイのクリームエッセンシャルを塗り込んでしまった。ボトルの裏を見ると「ヌメ革には使用できません」とあり焦る。水気が多いせいだろうか。ヌメ革は水に弱くすぐにシミになるらしい。
しかし、そもそも「革」とは?
参考になったのは以下のウェブサイトと記事。
今まで(ほとんど)誰も書かなかった革(靴)の細かなこと|多久治|note
詳細は飛ばすが、とりあえず乾燥させないことが大切だとわかった。
革のケア用品は大きく「ロウ(ワックス)」「クリーム」「オイル」の三つに分けられる。乾燥を防ぐには基本的に、クリーム(乳化性)しか選択肢はない。極論めいてしまうが、ロウとオイルは艶出しや風合いのために使うのだと思う。
というわけで、「ベジタブルタンニンなめしのカーフレザー」のケアとしては、
丁寧にブラッシングしつつ、定期的に乳化性クリームで保護し、防水スプレーで水気に備える
という思いのほかふつうな感じになる。
なるはずだ。